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タマーラ・クラシツカさん 近況

11月1日

私はすでにキエフに戻ったことをお知らせします。ウクライナの現状に慣れることはとても難しい。私たちの住む地域の発電所はロケット弾で爆撃され、
今では毎日電気と水道が止まり、通信もできません。
キエフに残っているメンバーも多いので、助けが必要です。薬やビタミンの配布はすでに決まっています。ボランティアが手伝ってくれています。
8ヶ月間、敷地内の借金がたまりましたのでその対応をしています。サイレンが鳴ると、みんな仕事を中断して地下に降りてしまうので、問題の解決はとても遅いのです。
今日、私たちの近くで3つの爆弾が爆発しました。だから、人生は楽しくない。しかし、私たちは勇敢に持ちこたえ、互いに助け合っているのです。
一日も早く戦争が終わり、普通の生活に戻ることを願っています。
木村先生にご挨拶をお願いします 健康で穏やかな空でありますように
敬具
タマラ

竹内高明氏より

「ゼムリャキ」代表のタマーラ・クラシツカさんより、日本時間の10月27日23:32(ウクライナ時間同日17:32)、私宛に以下のメールがありました(原文ロシア語、[ ]内は竹内の補足)。キーウに戻られたとのことです。

『私はもうキーウにいます。とても多くの仕事があります。私のアパートには人道支援物資が散乱しています。[不在だった]8か月の間に、すべては埃だらけになり、クモの巣が張っています。今、団体[「ゼムリャキ」]を救おうとしています——負債がたくさんあります[公共料金など]。[毎年更新する]スペースの賃借料契約もまだサインしていません。[行政側の]人々は譲歩し、助力してくれ、裁判には訴えられません。
毎日、停電と断水があります。集中暖房は最近入ったばかりです。
私たちの地区で熱供給発電所[温水や集中暖房の蒸気も供給している火力発電所]が爆撃され、
大きな問題が発生したのです。空襲警報が鳴ると、店の営業や団体の仕事もストップしてしまいます。インターネットの接続もしばしば途切れるため、業務に支障が生じます。

こういった面白からぬアクシデントはありますが、私たちはもう慣れてしまいました。
長い間お便りせずすみません。私は軍や難民への支援活動をしていました。非常に多くの孤児たちが、キーウの孤児院[複数]に連れてこられていて、その支援もしています』
以上、取り急ぎ。

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