気に入らぬ 風にもなびく 智慧を持て

今月の聖句は「気に入らぬ 風にもなびく 智慧を持て」と言う智慧の言葉です。

日本には昔から「晴天の霹靂(へきれき)」という言葉がありますが、これは一点の曇りない空から聞こえてくる急な雷鳴のことを言います。そして私たちはこの雷鳴を恨んでも仕方ありませんから、雷を受け入れてすぐに対処すべきであるという教えにもなっています。

天気の変化にしろ、人との出会いにしろ、神様はこの世を私達が期待するようには動かしてくださらない事は誰でもが知っています。 
大切なのは、意に添わない状況が眼前に生じても、その状況に自分を上手に適応させる意思の柔軟さと強さを持つことです。

 

(瞑想プログラム)

静かに目を閉じて瞑想し、自分の意に添わない状況に対してでもうまく対応できた時の自分自身を思い出してみてください。
それがどのような状況であったか、具体的に思い出してみてください。

その時の自分を思い出せたなら、その時の自分を誉めてあげて下さい。

気に入らぬ 風にもなびく 智慧を持て」と三回繰り返して唱えてから、目を開けてください。 

それでは、今日の聖句瞑想を終わります。ありがとうございました。

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